02 July, 2007

プーアル餅茶

『鄧時海』という方をご存知ですか。

彼は台湾人で、今のプーアル茶ブームよりはるか昔、10年も前にプーアル茶の本を書いた方です。「越陳越好」(置けば置くほど、よくなる)という言葉を使ってプーアル茶のよさを表現したのは、彼が最初なのです。

そんな鄧時海さんが認めたプーアル茶を手に入れました。鄧さんのお友達が経営する茶工場が作ったものです。鄧時海さんはこのプーアル茶の包み紙に彼の名前を入れるにあたり、現地まで茶葉&加工の確認に行ったそうです。何分、とても有名な方ですから、いい加減にはできないのでしょうね。しかも、このプーアル茶を作った鄧さんのお友達は、気に入らない人にはお茶を譲らないそうです。(※最近のプーアルブームの悪影響で、株で遊ぶかのような感覚の方が多いのです)
私の杭州の先生は、鄧さんと同じく今のブームよりかなり前にプーアル茶を飲み始めた方。今回特別に分けて頂いたので、上海ではTEAsia以外、手に入らないと思います。


そんな貴重な「鳳慶龍泉茶廠」出品の餅茶は、生茶と熟茶があります。どちらも2006年の茶葉を2007年に加工したものです。


生茶は渋みがあり、まるで「気」を発しているかのような力強さがあります。今後の味の変化が楽しみな一品です。熟茶はいますぐ飲んでもその甘さに驚くほど。もう2~3年して味が落ち着いた頃も楽しみなプーアルです。


「福禄円茶」(生茶)・・・1枚350元(10枚のみ)
「鴻運餅茶」(熟茶)・・・1枚300元(12枚のみ)


売切御免デス。再入荷は不可能です。
決して高くありません。先生からかなりの安値で譲っていただきましたので。

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