23 November, 2006

-鉄観音-秋茶、入荷しました。


みなさま、こんばんは。
こんな夜中ですが、定休日だった昨日の報告をば。

日付が変わったばかりですが、本日から日本は4連休ですね。
なので、きっと日本からのお客様が増えると思い、仕入に行ってまいりました。

(写真は鉄観音)

上海で中国茶を買うなら、TEAsiaに行かずしてどうする!といわれるようなお店になるよう、小町自ら厳選したお茶を仕入れました。
えー、腕が悪くてどうしようもないのですが、写真の鉄観音は今年の秋茶です。
小町が今回仕入れてきたのは、この鉄観音の中でも、回甘、香りともにその特徴が顕著な良質なものです。
今、限定で値下げ販売している「鉄観音」が終わったら、今回仕入れてきた「鉄観音」になります。価格は元に戻ります。現在の「鉄観音」(十分おいしいです)を手にいてるチャンスは今週末までと思われますので、お急ぎを!
そして本日より秋茶の「特級鉄観音」と「観音王」を販売開始します。
これでTEAsiaで販売している鉄観音の4ランクがすべて秋茶になりました。
お時間のある方は試飲されてからご購入下さい。


鉄観音は小町が一番好きな中国茶です。
ここ2年、流行していた「緑茶より緑」と言われる香りが際立ったものも嫌いではないのですが、はやり伝統の作り方で作ったきちんと発酵しているものが、胃にも優しくて好きです。
今年は色んな農家で伝統的な作り方に戻りつつあるとのことですが、まだまだ青味は強いです。

日本で鉄観音といえば、台湾の木柵鉄観音のイメージが強いかもしれませんね。
茶色の焙煎のきいた茶葉です。(そうでないものもあるようです)
また、ティーバックなどで出回っている大陸産の鉄観音は、実は「本山」という別の種類の烏龍茶であることがあります。
「本山」はTEAsiaにもある商品ですが、見た目では「鉄観音」と区別がつきません。
では、どうやって見分けるのでしょうか?

実はとっても簡単です。
飲んで下さい(笑)。

「鉄観音」には、中国語で"回甘(ほいがん)"と呼ばれるものがあります。
これは、「鉄観音」を飲んだあと、のどの奥からその香りと独特の甘い味わいが口の中に戻ってくることを表現したものです。
小町はこの"回甘"が大好きで、その味わいは小町的には「栗とかサツマイモ系の甘み」です。

一方、「本山」はその外観で鉄観音と区別するのは非常に難しいです。
飲んでみると、うちのインターンちゃん曰く、「あ~、おしぃ。もうちょっとで鉄観音!」と言わせるほどおいしいです(笑)。
そう、おしぃんです。"回甘"が、ないのです。
香り高く、深い味わい。滋味もしっかりな「本山」は、のど越しすっきり、はぃ、終わり。な味わいなのです。
すっきり、さっぱり、でもちょっと濃い味がお好きな方に向いているお茶なのです。

では、鉄観音の価格の方が本山より高いのでしょうか?
お茶の価格はピンキリ。なので、同じ価格なら本山の方がおいしいということもありえます。

茶葉は毎季節、育った環境、作った農家さん、加工中の天候などによって違ってくるものです。
固定概念に捕らわれず、自分がおいしいと思ったお茶が納得いく価格だった購入する、というスタイルをTEAsiaではお薦めしております。

2 コメント:

Anonymous said...

小町様こんにちは。&おかえりなさい(遅いよって)
昨夜コメント入れたんですけど
入ってないみたい(>_<)
2回分入ってたら消してくださいませませ。
また来月の日本出張と自宅用にもで
秋物入手しに伺いますね~♪
でも雨が続いて出不精になってます。

この間、日本のお友達に持って行ったバスケット
とても好評でございましたよ(*^_^*)

上海小町 said...

>kurousaさん、ごめんなさい!
コメントの管理が、ONになってました~。

ただいま!(って、私も遅いよ)
秋茶、いっぱいありますよ♪また大笑いしながら試飲してくださいw

あらん、バスケット、好評だったのですね。
嬉しい限りです♪また評判をお聞かせくださいませ!