24 November, 2006

毛蟹-シーズン到来、人気の烏龍茶-

TEAsia@上海にある中国茶の中でも、その名前で一番注目を集めるのは、このお茶。

その名を「毛蟹」と申します。

(写真は毛蟹)

今、シーズンの上海蟹の粉末が入っているので、そんな名前デス。
というのは、冗談で、その茶葉に生えている産毛の様子が毛蟹に似ているということでそんな名前です。(名前の由来は他にも説があります。)

産毛の多さは、干茶(お湯をさす前の乾いた茶葉のこと)で確認できます。茶葉に白い産毛の塊がついているのが所々みられますので。
このお茶も鉄観音と同じ福建省安渓産の烏龍茶なので、その外見からどのお茶か判断はしにくいのですが、この産毛があったら間違いなし!あなたが見ているのは「毛蟹」です。販売店のおじさん、おばさん、はたまたおにぃちゃん、おねぇちゃんが何と言おうと、「毛蟹」です。

「毛蟹」は昨日ご紹介した「本山」に比べると、すっきり軽い味わいです。
しかしながら、その香りは非常に豊かで、華やかな花の香りがします。質のいい「毛蟹」は、干茶からも花のような香りがします。
香りがよく、のど越しかなりすっきり。なので、毎日飲むお茶として最適です。価格的にも、日々飲んでも家計が傾くことはありません(笑)。

「お土産に、毛蟹買ってきた!」

と言ってお友達を驚かす楽しみもあります

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